Menu Content/Inhalt
Home :: 映画祭レポート

映画祭レポート

06.12 11:15 I-A 『息子 / The Knife Grinder's Tale』の R.L.Hooker監督

photo_01
東野実行委員長(左)とHooker監督(右)
photo_02
HOOKER監督
本日11:15からのプログラムには、『息子 / The Knife Grinder's Tale』の R.L.Hooker監督にお越しいただきました。

彼は南カリフォルニア大学(USC:優秀なアメリカの映画学校)出身で、同大学院まで修了。
本作『息子』はUSCの卒業試験として作られました。

ケニアの首都ナイロビのスラム街を舞台にしたドラマですが、アメリカで生まれ育ち、今もアメリカで活動しているHooker監督はなぜアフリカを舞台にした作品を撮ったのでしょうか。
司会の東野正剛実行委員長が「この映画を作ることになったきっかけは?」と尋ねると、
「旅をしながら題材を探していて、アフリカにいたときに今回の脚本の作家に会いました」とコメント。
「学生の作品としてはクオリティが高いですね」の問いには
「ローンを借りて、それでも足りずに家族、知人からも借りまくりましたね。
制作期間は2006年4月に映画化の権利が取れて、5月に現地入り、8月から撮影開始でトータル4ヶ月くらい。
具体的な予算?・・アフリカへの旅費を含め7~8万ドルくらいですね。もちろん全部ローンですよ。」
と詳細に答えてくれました。

次回作は『The LightHouse』という、14歳の子どもと灯台に暮らす祖母を主人公にした長編映画を撮る予定とのこと。
本作のように美しい色調で彩られると思うと、今から期待が高まりますね!

06.12 12:10 雅やかな奉納の舞いに感激

Image
奉納がおこなわれる神楽殿
Image
雅やかな舞に感動
Image
帰りにはお神酒をいただきました
Image
おみやげにお守りを選ぶ来日監督たち
神楽殿に到着し、来日ゲストたちは神妙な面持ちで本殿に進みます。
生まれて初めて体験する奉納に、みなさん緊張気味。
荘厳な祝詞が詠まれた後、雅やかな雅楽の響きとともに、鈴を手にした巫女さんたちが舞を奉納します。
奉納の後は一人ひとりお神酒をいただいて終了。

ゲストたちは日本の伝統文化に触れ、感激している様子でした。

06.12 11:25 明治神宮へ成功祈願の参拝

Image
雨の中、明治神宮の参道前に集合するゲストたち
Image
緑いっぱいの参道に心が洗われます
Image
手水舎でお清めをするゲストたち
映画祭7日目、生憎の雨模様となりました。
今日は9:30より別所哲也代表や映画監督たちが原宿の街を清掃する、毎年恒例の「スイーパーズ」がおこなわれる予定だったのですが、雨のため急遽中止に。
しかし、映画祭の成功を祈願する明治神宮への参拝は、予定通りおこなわれました。

10:45、明治神宮の駅前に来日ゲストたちが集合しました。東野映画祭実行委員長から明治神宮のかんたんな説明を受けたあと、さっそく奉納を執り行う神楽殿へ向かいます。

明治神宮は、東京ドーム15個分の広さの境内に、17万本もの樹木が生い茂っているのだそう。
東京のど真ん中とは思えないうっそうとした緑が雨に煙り、とても心が洗われます。

途中、手水舎ではお清めのしかたの説明を聞いて手や口をすすぎ、神楽殿へ到着。
これから奉納がおこなわれます。

06.11 21:44 映画祭をささえるボランティアスタッフたちとミーティング

Image
SSFFスタッフの奈良さん(右)とボランティアスタッフたち
Image
ボランティアスタッフたちはいつも元気でにぎやか!
毎年、受付や入場の誘導、物販、来日フィルムメーカーの通訳など、映画祭のさまざまな仕事を陰で支えてくれているのが、学生を中心とした総勢約30名のボランティアスタッフたち。
毎日、最後のプログラム上映後にお客様を送り出したあとは、SSFF実行委員会のスタッフ、奈良太一さんの指示のもと、その日一日の業務で気づいたことや確認事項、今後の業務の留意点などを確認するミーティングをおこなっています。

あと3日間、たくさんのお客様にショートフィルムを心から楽しんでいただけるよう、がんばります!

06.11 21:23 「JUNO」来場者インタビュー!

Image
映画が大好きという芽映はるかさん
Image
ジュノと両親の描き方が素晴らしいと脚本を絶賛していた篠田仁志さん
「JUNO/ジュノ」の特別試写会&トークイベントに来てくださった観客の方に、突撃インタビュー!
まず感想を聞かせてくれたのは、芽映はるかさん。なんと、宝塚歌劇団出身の女優さんです!

芽映さんは
「“IN GOD WE TRUST”は発想がとても面白かったですねー! 最初のシーンとラストシーンが繋がるところなんかも、よく考えられてますよね。
“JUNO”は、本来重たいテーマを、コメディを交えて作っているのがアメリカらしいと思いました。
昨年公開された“ヘアスプレー”という映画が好きなんですが、黒人差別がベースにあるのに楽しいストーリーになっていて、そういう楽しさがありましたね」
と答えてくれました。


続いてインタビューを受けてくれたのは、篠田仁志さん。「劇団スタジオライフ」の役者さんです。
篠田さんは
「親子の関係の描き方がいいですよね。お父さんがジュノのことをとても大切に思っていて、遠くから見守っている。ジョークを入れつつ交わされる普段の会話から、関係性がうまくとれているんですよね。日本ではなかなかあんなふうな親子の関係って作れないと思うので、憧れます。
次は、JUNOの子どもと里親のヴァネッサのその後を、続編のような形で知りたい気がしますね」
と話してくれました。

ふたりとも、今日の特別試写会を心から楽しんでくださった様子。
どうもありがとうございました!

06.11 21:10 「JUNO/ジュノ」 特別試写会&トークイベント(2)

Image
客席からの質問に答えるコディさん
Image
会場はさまざまな年代のお客さんで満席に!
Image
上映後に別所哲也代表からごあいさつ
トークはいよいよ、「JUNO」に移ります。

「JUNO」はなんと、コディさんが書いた最初の脚本だったとのこと。
初めて書いた脚本で、アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞するという快挙を成し遂げたのです。
コディさんは
「受賞は今でも信じられません。
もともとブログなどで書いていて、それがたまたまプロデューサーの目にとまり、声をかけてもらったんです。
JUNOのアイディアはもともと頭にはなかったのですが、今、アメリカで養子縁組についてよく聞くので、題材になるのではないかと思いました。。    

脚本を書いたあとに監督が決まったのですが、それまでジェイソンの作品を見ていなかったんです。それでその晩、すぐにDVDを借りてきて観ましたが、最初の10分たたないうちに素晴らしい映画だと思って、ベッドの上で飛び上がって喜びましたね」と話してくれました。

続いて、MCのJOHNさんが
「監督のユーモアと脚本の面白さがとてもマッチしていますね。セリフにリズムがあって、監督も同じリズムを持っているのでとてもよく合っていると思います。」と話すと、コディさんは
「途中経過をラッシュで見ていましたが、とにかく自分の最初の作品がこうやってできるというのは本当に嬉しかったです。毎日撮影に足を運びましたね」とコメント。

JUNO役のエレン・ペイジについては、JOHNさんの
「まさにはまり役ですよね。彼女以外にこの役を演じられる人はいないと思いました」とのことばに
「私ももちろんそう思います。他の人は考えられないですね」と答えていました。


客席からの質問タイムも設けられ、
「脚本を書いていて行き詰まったときはどうしますか?」という質問には、
「のらなくても、いいものが書けなくても、とりあえず書き続けます。そうやって進めて、あとから全体を見て調整していくんです」と、
「あらすじを書いていくうちにキャラクターができあがっていくのですか、最初にキャラクターありきで書いていくのですか?」との質問には、
「ストーリーのアイディアが最初に浮かんで、それからJUNOという人物ができましたね」と回答。
さらにJOHNさんからの
「自身の中にJUNOというキャラクターは?」という質問には
「彼女のように突発的な判断はできないけれど、そういう部分はあると思いますね」と答えてくれました。

最後に。今後の活動については、現在「ジェニファーズ・ボディ」というホラー作品が撮影中で、ほかにスピルバーグ製作のテレビドラマ「ショータイム」の脚本も手がけているとのこと。
ちなみに「ショータイム」は多重人格の女性のお話なのだそうです。

コディさんが書くホラーとはいったいどんなものなのでしょうね? 今後のコディさんの作品が楽しみでたまりません!

そしてトークのあとは「JUNO」の上映。
JOHNさんのことばどおり、テンポのよいセリフと、JUNOというキャラクターの魅力、そしてJUNO役のエレン・ペイジの熱演など見どころ満載の作品で、あっという間の2時間でした!

上映後は別所哲也代表がごあいさつ。
「今日はディアブロさんというすばらしい脚本家をお迎えして、映画のなりゆきやショートフィルムの楽しさをお伝えすることができたかと思います。
私たちの映画祭は若いフィルムメーカーたちを応援したいと思っています。未来のジェイソンやダン、ディアブロがここから生まれるかもしれません」と述べました。

「JUNO/ジュノ」は6/14より劇場公開です。みなさん、ぜひぜひ観に行ってくださいね。

06.11 19:15 「JUNO/ジュノ」 特別試写会&トークイベント(1)

Image
脚本家のディアブロ・コディさん(中央)
Image
黒髪に鮮やかな赤のカーディガンがとてもよく似合っていました
Image
次はショートフィルムにも進出するかも?!
今日はスペシャル・イベントとして、ジェイソン・ライトマン監督の最新作「JUNO/ジュノ」の特別試写会&トークイベントが開催されました。

「JUNO/ジュノ」は本年度アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞にノミネート。そして見事最優秀脚本賞を受賞した作品。全世界で2億ドル突破する大ヒットを記録しています。

ライトマン監督(以下ジェイソン)とダニエル・ダビッキプロデューサー(以下ダン)は、2001年のSSFFで「IN GOD WE TRUST」という作品を出品。見事オーディエンスアワードを受賞しました。
ショートフィルムはよく“ハリウッドへのパスポート”などと言われますが、当時まったく無名で、いたずらっ子のような笑顔が印象的だった彼らは、その後、2006年「サンキュー・スモーキング」という長編作で見事ハリウッドデビューを果たしたのです。
そんな彼らの成功は、SSFFにとっても本当にうれしい限り。

当初の予定では、そのジェイソンとダン、そして脚本を手がけたディアブロ・コディさんの3人がトークゲストとして出演することになっていたのですが、残念ながらジェイソンとダンはスケジュールの都合により来ることができませんでした。しかし、最優秀脚本賞を受賞したコディさんがいらしてくださいました!

まずは「JUNO」の上映の前に「IN GOD WE TRUST」を上映。笑いどころ満載の作品に、会場は何度も爆笑の渦に包まれます。

上映後、感想を尋ねられたコディさんは
「“IN GOD縲怐hでの監督のスタイルは、“JUNO”でもまったく変わらないですね。本当にユーモアがあふれていると思います」とコメント。
さらに「ショートフィルムの脚本を書いてみるというのはどうですか?」という質問には
「今回見てみてあらためて、ショートフィルムも悪くないな、ジェイソンを負かせてやりたいなと思いました。2017年には入選よろしくお願いします!(笑)」と答えていました。

06.11【ブリリア】Dior CHRISTALプログラムには2名の新鋭女性監督が来場!

Image
Image

Dior CHRISTALと映画祭のコラボレーションで実現したこのプログラムでは、世界各国の女性監督を応援する意味をこめて設立したDior CHRISTALアワードの対象作品を一挙上映。

 

この日2名の若手女性監督がシアターに来場。それぞれの作品に対する熱い想いを語ってくれました。

 

A Drop of Life(命の一滴)」のシャリーニ・カンターヤ監督は、非常に環境問題に興味を持ち、映像という媒体を通して問題の深刻さを訴えていこうと活動をされている活動家。この作品も、以前訪れたインドで、如何にきれいな水を手にすることが困難で、それでいて大切なことなのか、ということを深く考えさせられたことがきっかけで産まれた作品だそうです。最後に監督から一言、“この作品を見て、水の大切さを感じてほしい”とコメントを頂きました。


また「In Vivid Detail」のダラ・ブラット監督は、カナダ出身でありながらニューヨークで映像学校に通い、長年住み慣れたNYの町並みをモチーフとした同作品を、在学中に制作。一般には聞きなれない病名「Prosopagnosia(失顔症:他人の顔を識別出来ない症状)」の男性の恋物語を描いた作品で、監督の友人が失顔症の講義を受けたことからヒントを得てこの作品の制作に取り掛かったそうです。“この作品を観て、こうした症状で苦しんでいる方がいることを認識して欲しい”と語るブラット監督。

 

まだまだ女性の少ない映像業界で、着実に頭角を現してきている女性監督の実力。皆さん、このプログラムでその実力の凄さを実感してください。

06.11【ブリリア】海外監督も続々と上映会参加スタート!

Image
上映後のQ&A
Image
質問に答える「おもちゃの国」のフレイダンク監督
Image
ラウンジではお客さんから積極的に質問

映画祭もいよいよ折り返し地点!

海外監督が昨日から続々と来日しています!
本日からは上映にも参加。上映終了後のQ&Aも海外色豊かな雰囲気のもと行われています。
こうした機会はなかなかないので、皆さんじゃんじゃん質問をしてください!

 
本日3つ目のプログラムとなる「IF(インターナショナルFプログラム)」には、「Toyland(おもちゃの国)」のヨハン・アレキサンダー・フレイダンク監督、ストップ!温暖化部門から「Ra」のジュリアン・シブレ監督が来場。貴重な製作裏話を聞かせていただきました。
 

まずは、フレイダンク監督。1942年、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ下のユダヤ人迫害を取り上げた作品。“あの歴史的な情景や建物、列車などは本物ですか?”との質問に“製作期間が2年半あったので、小道具も建物もすべて探してきた実物を使用しています”とのこと。昔の風景を作り出すために、ビジュアルエフェクトなどを多様する傾向にある中、全て実写という点でまずビックリ。まだまだこうした風景がドイツでは残っているんですね。現在は、長編製作に向けプロデューサー探しとのこと。こちらも楽しみです。

 

そして次は「Ra」のジュリアン・シブレ監督。彼は環境問題を題材にというよりは、この映画に出てくるような状況化の下、人間はどのような反応をするのか、どういう対処をするのか、そうした人間性に焦点を当てて製作した作品だそうで、脚本から完成まで48時間で作り上げているとのこと。まずは製作期間の短さに驚きますが、それにしても発想の奇抜さにも目を奪われます。“コメディー性を意識して作ったんですか?”という質問に対して“フランスで上映したときも、男性がおしっこを濾過するシーンで笑いが起きたんですが、特に笑いを意識して作ってはいないんです”とコメント。見る側の感じ方と作る側の思惑。こうした感じ方の違いが交錯するのも、ショートフィルムを楽しむ要素のひとつではないでしょうか。

06.11 11:15 I-D 『The Golden Egg』のRick Castaneda監督、『Down the Road 』のRune Christensen監督ほか登場!

Image
『The Golden Egg』のRick Castaneda監督。いつも陽気な笑顔です
Image
強烈なインパクトのあるコメディを、JOHNさんも絶賛!
Image
お客さんたちも大ウケしてました
Image
彼ら、イケメンでしょ? とChristensen監督とBerthelsenさんを紹介するJOHN
映画祭も6日目。後半戦に突入しました。

本日最初の上映プログラム、インターナショナルDには、
アメリカより『The Golden Egg』のRick Castaneda監督、
デンマークより『Down the Road (邦題:ヒッチハイカー)』のRune Christensen監督と脚本のAnders Berthelsenさんの3名がいらっしゃいました!

最初のQ&Aは Rick監督です。
平凡な男グレッグが、ある日金の卵を産むという、本映画祭きっての話題作『The Golden Egg』に客席から質問が飛び出します。

「脚本はどうやって生み出したんですか?」との問いに、Rick監督は
「前から神話に興味がありまして、モダンに作り直してみたかったんです。エンディングはとても困ったのですが、ああいう形にまとめました。」と答えました。
それを受けての 「長編にするとしたらどうなりそうですか?」との質問に、
「実はいま、長編を構想中です。いかにして金の卵ができるか、というかそういうところになると思っていますが、まだ詳しくはお話できません。」とのことでした。

Rick監督の次回作に期待大ですね!



続いて二組めのゲスト、
『Down the Road (邦題:ヒッチハイカー)』Rune監督と脚本のAndersさん。

お二人とも初来日、今日で二日目、そして日本大好き!と、来日の感激が抑えきれないようす。
そんなお二人に客席からは、「劇中にある動物が登場しますが、それの意味は?」と質問が出ました。
Rune監督は、
「実は二人とも、あの動物の意味は違うものとして捉えているんです。
スカンナジビアは急に道路に動物が飛び出てきたりするのですが、僕は、その危険な状態を人間の命と関連付けています。」
Andrersさんは
「森でそれに出会うという運と、彼がそこまで行けたという幸運の象徴ですね」
とそれぞれ答えていました。

ヒッチハイカーと 運転手の過去を巡るスリラーものの本作品。
モノクロで貫かれた色調に、客席からも「美しい」という称賛の声があがりました。


<< 最初 < 戻る 1 2 3 4 5 6 次へ > 最後 >>

結果 31 - 40 of 60